「建ぺい率」「容積率」って何ですか?
建ぺい率とは、敷地面積に対して建物の建築に充てられる面積の割合のこと。100㎡の土地の建ぺい率が50%であれば、50㎡までを建築面積に使用することができます。容積率とは、敷地面積に対して建築できる床面積の割合のこと。1階・2階全ての床の面積を合わせて計算するもので、100㎡の土地の容積率が150%であれば延べ床面積150㎡までの建物を建てることができます。
「諸費用」って具体的に何の費用のことですか?
土地・住宅そのものの価格以外の全費用です。たとえば仲介手数料や土地の所有権を移すための登記費用、金融機関での手数料、印紙税、火災・地震保険料などがあります。
土地や物件を売買する時の頭金(自己資金)はどれくらいを考えたら良いですか?
物件価格の10~20%用意しておくのが一般的と言われています。頭金以外にも、住宅ローンを組む際の手数料や税金などがかかるので多めに見ておくと良いでしょう。ただ、頭金なしでも住宅ローンを組める場合もあります。お悩みの際はお気軽にご相談ください。
間取り図に表示されている記号の意味を教えてください。
  • L → リビング
  • D → ダイニング
  • K → キッチン
  • S → サービスルーム
  • P.S. → パイプスペース
  • UB → ユニットバス
  • MB → メーターボックス
近年人気の「サービスルーム」は「S」と表します。居室ではないため「2LDK+S」といった表記になります。建築基準法により居室のような設備を設けないよう指導が入るケースもあり、納戸のように使用するのが一般的。その分、一部屋少なく表示されて価格が抑えられるという利点もあります。
不動産における「売買契約」について詳しく教えてください。
不動産において売買契約は基本的に自由です。目的物件に対して売りたい側と買いたい側が、売買代金や支払い条件、引き渡し日、所有権移転登記申請などの「権利」と「義務」に関して双方の合意を得られた場合に「契約」となります。その旨を記載した売買契約書に、当事者・媒介業者・宅地建物取引主任者が記名・押印して成立します。契約内容や重要事項に関しては、弊社担当者が詳しくご説明いたしますのでご連絡ください。
家を買い替えたいのですが、現在住んでいる家のローンがまだ残っていて…。
大丈夫です。ローンが残っている状態でも、残債や現在の住宅の査定額、ご用意できる自己資金などの条件によって買い替えの方法(現在の住宅の売却金で残債を返す、新たな住宅のローンに現在のローンも組み込むなど)は異なります。まずはお気軽にご相談ください。
複数の不動産会社がひとつの物件の広告をしているのはどうして?
ひとつの物件は、ひとつの不動産会社だけが管理しているとは限りません。大家さんや管理会社としては早くお部屋が埋まった方が良いので、複数の不動産業者に紹介をお願いしたいケースもあります。こういった場合は「不動産流通機構」という不動産業の会社専用のネットワークなどを使って全ての不動産業者が情報共有を行い、「広告を載せても良い」という大家さんや管理会社の許可を得た上でそれぞれのサイトなどに掲載します。そのため、複数の不動産会社が同じ物件の広告を行っているのです。
家を建てる時や中古住宅購入時に聞く「セットバック」って何ですか?
セットバックの意味は、英語で「後退」。不動産においては、敷地面積の道路に面した一定の部分に家を建てられないことを指します。建築基準法において道路は「幅4m」とされていますが、現実的には4m未満の道路も多く、例外的に「道路」とみなされています。この「4m未満」の道路に面した敷地に建物を建てる場合、原則として道路の中心線から2m(反対側が川や線路の場合は4m)の地点まで敷地を後退させなくてはなりません。これがセットバックです。この後退した部分は、道路とみなされます。
1坪ってどれくらい?
おおよそ畳2枚分で1坪です。数字に換算すると約3.3㎡。坪数を計算したい時は、㎡の数字に0.3025を掛けましょう。100㎡の土地なら、0.3025を掛けて30.25坪となります。
「駅から徒歩○分」という徒歩時間は、何を基準に決めているの?
1分=道路距離80mと換算するのが一般的です。駅から徒歩5分の物件なら、400mの道路距離ということです。